トイレをリフォームする考え方
トイレをリフォームする際には、以下のような考え方があります。●必要な機能性を検討する
まずは、自分がどのような機能性を求めているのかを検討しましょう。トイレのサイズや形状、機能性によって利用するスペースやデザインが変わってきます。また、省エネや節水機能、手洗いのしやすさなど、自分が求める機能に応じてトイレの種類を選ぶことが大切です。
●デザイン性を考慮する
トイレは、使用頻度が高い場所であるため快適性や清潔感も重要です。デザイン性を重視し自分の好みや家の雰囲気に合わせたトイレを選ぶことでより快適で美しい空間を実現することができます。
●予算を考慮する
トイレのリフォームには、費用がかかることが多いため予算を事前に検討しておくことが大切です。リフォームする範囲や使用する素材、工事費などさまざまな要素によって費用が変わってきます。
●リフォーム業者を選ぶ
トイレのリフォームは、専門知識や技術が必要なためリフォーム業者に依頼することが一般的です。信頼できる業者を選び適切なアドバイスや施工を受けることでトイレリフォームを成功させることができます。
概算のリフォーム費用
トイレのリフォーム費用は、リフォーム内容やリフォーム業者によって異なります。トイレの形状や大きさトイレの機能性などによってリフォーム費用は大きく変わるため概算で言うことはできません。ただし、トイレのリフォーム費用は、大体数十万円から数百万円程度になることが多いです。リフォーム業者に見積もりを依頼し細かく内容を決めることで、費用を抑えることもできます。
リフォーム効果を考える
リフォームは、住宅や建物の改修や改善を行うことです。リフォームの効果は、さまざまな要素によって異なりますが一般的には以下のような効果が期待されます。
・快適性の向上: リフォームによって、住宅や建物の居住環境を改善することができます。例えば、バスルームやキッチンの改装によって使い勝手や機能性が向上し快適な生活空間が実現します。
・機能性の向上: リフォームは、古くなった設備や構造を最新のものに更新する機会です。新しい設備やシステムの導入によって機能性や利便性が向上します。例えば、エネルギー効率の高い設備の導入によって、光熱費の節約や環境への配慮が可能になります。
・価値の向上: リフォームによって、住宅や建物の価値が向上する場合があります。例えば、設備の近代化やデザインの改善によって資産価値が高まることがあります。また、需要の高いエリアでのリフォームは、将来的な資産価値の上昇にもつながる可能性があります。
・メンテナンスや耐久性の改善: 古くなった部分の修理や補修を行うことで建物のメンテナンスや耐久性が向上します。例えば、屋根や外壁の補修、配管や配線の更新などは、建物の寿命を延ばす効果があります。
・ライフスタイルの変化への対応: 家族構成や生活スタイルの変化に合わせて住宅や建物を改修することで、より適切な環境を作り出すことができます。例えば、子供部屋の増築やバリアフリーの導入など、ライフスタイルに合わせた改修が可能です。
ただし、リフォームには費用や工期の面でのデメリットも存在します。予算や計画の調整、工事期間中の生活の影響などを考慮する必要があります。
現場の状態
【不具合箇所】 トイレ【作業前の様子】 トイレタンクの故障で水漏れを起こして欲しくないので同時に値段ともトイレを交換することに決めました。
作業状況
今回は、2箇所のトイレ交換をご希望のお客様よりご依頼いただきました。約30年くらいご使用しているトイレタンクの内張りと陶器との隙間に水が入り込んで登場していて動作不良になってしまっている状態で水漏れがいつ起こっても不思議ではない状態。それに加えて、膨脹しているのでタンク内部の部品の動作不良が見受けられました。お客様とご相談した結果、応急処置ではなく心配なので2箇所のトイレを交換して欲しいということで施工することになった次第です。
トイレ交換の際は、はじめに水道の元栓を閉めて止水します。水が流れないことを確認して便座、タンク、便器の順に取り外します。便器下の汚れは通常では掃除できないところでもあるので念入りに汚れている部分を拭き取ります。新しい便器、タンク、便座を取り付けたら、通水確認や機能点検、拭きあげ等をしっかりと行い、最後にお客様への説明と確認をしていただいて作業完了。2箇所目のトイレも同様に交換作業を行いました。同時施工なのでお客様のご都合に合わせて予定を組んでいましたが施工中は水道が一切使えなくなるので家庭内で水道を使用できない時間が長くなります。そのため、水を止める時間を極力短くしたり水を止める際はお客様に細やかにお伝えしたり等、なるべく不便がないように配慮を心がけ施工を完了してよかったです。
